🗓金曜日は調理実習。
毎週!
ランチ後の4時間目。
日本では調理実習費がかさむとか、支援学級以外の生徒が実習をできないのは不公平だとか問題になることがある…
でも、アメリカではそんなこと議論にも出ない感じ。
必要だからそこに学区から予算がつく。
たくさんつく。
講師の先生も毎週2人来てくださる。
本当にありがたい制度。
調理実習にむけての授業も素晴らしい!
🗓月曜日:調理室の整頓&実習の準備。
3つのグループに分かれて活動。
1)お皿、ナイフ、フォークの準備。
2)電子レンジとコンロの掃除。
3)冷蔵庫の掃除。
それぞれのグループに先生がついてくれて、丁寧に指導してくださる。
ホームベースの教室内に調理室があるので、移動時間もかからないし効率良く学べる環境が整っている。
日本でも見かける業務用の食洗機まであって笑、とても便利。
🗓水曜日:レシピ決定と材料の確認
「1時間でできるメニュー」を毎週生徒達が順番にリクエスト。
メニューが決まったらメイン食材を3つ選んで、ネットで値段チェック💰
この時も、生徒が楽しめるようにクイズ形式で値段を予想させてから、
ネットで値段を確認。
「おしい!」
「当たった!」
とみんな楽しそうだったなあ。
このやりとりも、お互いの声がよく聞こえるように先生はピンマイクを使って授業をしていた。
これも、日本では見かけたことがない。
声が小さかったりかすれた声の生徒も、このマイクがあれば自分の声をみんなに届けることができる!
ナイスアイディアだなと感激した😌
日本でも絶対にこれは取り入れるべき!
でも、一方でこれはシャイな子には嫌煙されるアイテム。
Growちゃんはまだマイクを1度も持ったことがない笑
マイクで話すなんて恥ずかしすぎると、先生の手を払いのけてたな💦
ごめんなさい先生。
しかし!
ちゃんとそういう時のために、別の手段が準備されている。
マイクが嫌な子は、マイク無しで発言するか、前方にあるホワイトボードを指差して回答できる工夫がされている。
Growちゃんはホワイトボードの答えを指差しに行く。
時間がかかるけど、みんなGrowちゃんの意見が知りたいから、ニコニコしながら待ってくれる。
そうすることで、回答がダイレクトにクラスメイトに伝わる🤗
すごい!と思った。
日本では、そばにいるサポーターが表情や小さな声を聞き取り、代わりに発表するスタイルが主流かな。
どちらも良い面があるけど、やっぱりダイレクトに意見や気持ちが伝わる方がいいんじゃないかな?
うん。
これも、日本の支援教育に取り入れてほしい。
小さなことだけど、大切なことだと思う。
食材はどこに陳列されているの?も事前に調査。
なるほど。
Trader Jor’s の冷凍コーナ?冷蔵?常温?なのかも確認しておくと自分で取りに行けるもんな。
これこそ生きる力をつけるための授業だ😭
日本では時間がないから教員が買って来たものを実習で使うことがほとんど。
私も実習前に買い出しに行ってたなあ。
たくさん袋を抱えて大変だったけど懐かしい🤗
🗓木曜日
Trader Joe’s に買い出し。
学校から1ブロックのところにあるので超便利。
先週はピザ🍕
今週はトルティーヤ🌮
すっごく楽しいって!
ちなみにGrowちゃんは「恥ずかしいので家で食べます!」と毎回持ち帰って食べてる。
帰宅後、すぐに食べる笑
ずっと食べたくて我慢したんだろうな。
ううっ😢
「前は硬い皮だったけど、今日は平べったいトルティーヤをフライパンで焼いた!」
「サルサソースは辛いから、今日はチーズと鶏肉だけ。」
「ママも食べてみ💕」
ボロボロこぼしながら笑、とっても楽しそうに実習の内容をリポートしてくれる。
いろんな国のレシピが覚えられるし最高!